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2015年06月06日

「精神的な不調」でも潜らない決断

体調は悪くなくても、「精神的な不調」もトラブルの原因になりますので注意が必要です。

例えば、海を前にした時に、「漠然とした不安」を感じることがあります。

要因はいろいろありますが、

「久しぶりのダイビングで、なんとなく不安だなぁ」
「波が高くてちょっと嫌だなぁ」
「流れが早いのは嫌だなぁ」。
「うねりで船が大きく揺れるけど、こんな海に入って大丈夫かなぁ」

などといったことから、徐々に脈拍が上がってドキドキしてきたりすることもあります。

このような「不安」や「ストレス」を感じたまま潜ることは、さまざまなトラブルを引き起こす要因になります。

例えば、「不安」や「ストレス」を抱えたダイバーは、水中で「浅く、速い」呼吸になりがちです。こういった呼吸を繰り返すうちに、息苦しさを感じ、それがさらにストレスや不安感を高めてしまい、パニックにおちいることも考えられます。

ですから、潜ってしまう前に、自分が不安やストレスを感じていることを、イントラやバディに、できるだけ具体的に、何がどう不安なのか相談してみましょう。

それでも不安が解消されなければ、ダイビングを中止する判断をしましょう。

また、自分は大丈夫な場合でも、バディの精神的な状態にも配慮できると良いと思います。

「ちょっと不安」程度だと、なかなか自分からは言い出しづらかったりもしますから、様子を見て声をかけるなど工夫してみてください。



 
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